2012年07月15日

◇ Facebook でウイルス感染

 Facebook を通じたウイルス感染が拡散しているそうだ。注意しよう。 ──
 
 Facebook を通じたウイルス感染が拡散している、という新聞報道があった。(読売・朝刊 2012-07-15 )
 調べたところ、もっと詳しい情報がネット上にあふれている。簡単に紹介しよう。

 (1) ウイルスの概要

 Facebook のメッセージ機能を通じて、友達に承認してほしい、というメッセージが来る。写真からして、すごくかわいい女の子だ。ウキウキして承認すると、その人からメッセージが来る。そこには動画ファイルがある。見たところ、あなたに関係のある動画が、YouTube にアップロードしてあるらしい。そこで、その YouTube らしい動画の URL をクリックする。すると、次のようなメッセージが現れる。
 「動画を再生するためには、再生ソフトをインストールしてください」
 そこで、再生ソフトをインストールする。ところが、それは再生ソフトに偽装されたウイルスである。ウイルスがインストールされたとたんに、あなたのパソコンにある情報が抜き取られる。
  ・ 住所氏名などの個人情報
  ・ クレジットカード番号

 こうして、クレジットカード番号を盗むことで、何億円もの金を不正に盗み取る。

 (2) 感染の手順

 感染の具体的な手順は、さまざまなメッセージの画面などを示したサイトを見ればわかる。
  → 解説サイト

 (3) 被害の拡散

 被害は上で示した範囲だけではない。もっと大きな範囲になる。
 一番最悪だと思われるケースが、昨日のブログにも書いたが「個人情報を抜きまくっている」場合だ。自分が「友人の友人」まで自分の情報やウォールを公開している場合、ひとりの友人がウイルスIDに引っかかれば、自分の情報がすべて筒抜けである。これは恐ろしい。実名、家族構成や勤務先、住所も含めてダダ漏れ。オレオレ詐欺集団だったら宝の山。自分の友人にこういうのがひとりぶら下がっていれば、本当の友人に多大な迷惑をかけることになる。

 仮にこのデータが元で友人のお母さんがオレオレ詐欺の被害にあったらどうなります? こうなったら笑い事では無い。実際の友人関係も壊れてしまう。
 自分は電話番号書いてないから平気? しかしあなたの名前がわかって、ウォールから年取ったお母さんと同居していることがわかれば、住んでいる地域の104で電話調べて固定電話に電話して、お母さんにあなたの名前と勤務先を告げることなんて簡単ですよ。
( → Facebook Japanに至急望むこと
 上記のほか、次の被害もある。
  → 「乗っ取り」のリスク

 ──

 Facebook としては、何らかの対策に迫られる。そこで打ち出したのが、これだ。
  → ウイルス対策製品のライセンスを6カ月間無償提供する

 しかし、6カ月間無償提供したって、その後は有償なんだから、これは「エビでタイを釣る」というインチキ商法にすぎない。これで Facebook は提携企業から「1件成立につき1000円」というようなリベートをもらうのだろう。(アンチウイルスソフトのアフィリエイトでも、高額のリベートが行なわれているから、それと同様だ。)
 つまり、Facebook は、ウイルスを撲滅するよりは、ウイルスを拡散することで、アンチウイルスソフトのリベートでボロ儲けする。ウイルスがひろがればひろがるほど、Facebook は儲かる。……ウイルス業者とは「持ちつ持たれつ」の関係であり、同じ穴のムジナだ。

 ──

 となると、まともな人は、Facebook なんか、やらない方がいい。もちろん、Google+ も、 twitter も。
  → Open ブログ: Facebookで馬鹿になる

 ま、十分にITリテラシーの高い人ならばともかく、普通の人は、Facebook なんか やらない方がいい。というか、あなたがいくらITリテラシーの高い人間であれ、あなたの友人がITリテラシーの低い人間であれば、結果的には「穴から水が漏れる」状態となる。

 ──

 こういう問題を解決するには、Facebook 社がユーザーのメッセージ情報を全部チェックして(自社内でウィルスソフトにより検査して)、ウイルスを仕込んだユーザーを検出すればいい。
 しかしながら、Facebook 社は、そういうことをやるつもりはないでしょうね。そんなことしたら、アンチウイルスソフトの売上げが減ってしまうから。
 Facebook 社は、ウイルス業者とは、グルなのである。双方がグルになって、ユーザーから金をいただこうとする。……ウイルス業者は「盗む」ことで。Facebook は「アンチウイルスソフト会社からリベートをもらう」ことで。……たがいに、持ちつ持たれつ。

 こういうクソ会社にもてあそばれないようにしよう。
 



 


 【 関連項目 】
  → Open ブログ: Facebookで馬鹿になる
  → Open ブログ: Facebook をぶっつぶせ


posted by 管理人 at 13:57| Comment(4) | その他 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
携帯電話が普及してから、うまい付き合い方のノウハウが確立するまで、10年くらい時間がかかりました。子供には買い与えないとか、公共の場では呼び出しをオフにするとか、パケット代に天井のあるプランを選ぶとか、運転中は使わないとか。

Facebookも、今後、数年かけて、洗練されていくのだと思います。運営者側も、利用者側も、まだ慣れてない。
Posted by 井上晃宏 at 2012年07月17日 20:43
> うまい付き合い方のノウハウが確立するまで、

 確立したのかな? 

 これの 11番の画像を見てください。
 → http://vipvipnews.com/archives/4244927.html
Posted by 管理人 at 2012年07月17日 21:13
70年代に、電車の中で、大学生がマンガを読んでいるということが、マスコミで報道され、揶揄されましたが、今や、誰も問題にしません。

その程度の話です。

風俗記事満載の夕刊紙や競馬新聞を読むことよりも、携帯をいじる方が異様だとか、端ないということはない。
Posted by 井上晃宏 at 2012年07月18日 02:11
いや、中毒性が問題なんだと思いますよ。
 この話題は、下記で。
  → http://openblog.meblog.biz/article/10518664.html
Posted by 管理人 at 2012年07月18日 05:20
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。