2009年06月25日

◆ ストリート・ビューのデータ保存

 ストリート・ビューでは、ぼかし処理をするが、(ぼかし処理をする前の)元データは残っている。 ただし、「元データは残しません」と、日本の Google はをついている。 ──

 本項は、「日本の Google は嘘つきだ」という話題だ。ただし、本当は、単に頭が悪いだけで、自社のことをまともに理解していないだけだろう。「嘘つき」というより、「馬鹿」と言うべきだろう。
 とはいえ、高木浩光氏が「嘘」「虚偽」というふうに語っているので、私も「嘘つき」という形で論じよう。

 ──

 この嘘は、意外な形で、バレてしまった。「ストリート・ビューはこんなに役立ちますよ」という宣伝。
 「ぼかし処理をしたあとでも、元のデータを使って、犯罪者を割り出せます」
 という話だ。詳しくは、下記。
  → Gigazine
 一部引用すると、次の通り。
 Googleストリートビューで窃盗事件の現場に自転車に乗った被害者の少年と2人の犯人らしき人物が写っていた。
 ストリートビューではプライバシー対策で、顔にぼかしがかかっているため、警察はGoogleにぼかしのない元画像を送るよう要請。その元画像を元に捜査が進められ、今月に犯人を逮捕した。
 ──

 ま、これは「さもありなん」という話だ。
 ところが、その一方、日本の Google は、それに反する答弁をしている。
 「元データは保管していない」
 と回答していたのだ。東京都の情報公開・個人情報保護審議会で。この件は、高木浩光氏が論じている。
  → http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20090621.html

 高木氏のページでは、これを「嘘らしい」と推定しているが、先の Gigazine の記事と照らし合わせれば、それが嘘であることは実証されたと言えよう。
( ※ まさか日本の Google だけが別のシステムを使っているわけではないからだ。データは世界共通で管理されている。日本の Google だけが独自のストリート・ビューシステムを用意しているわけではない。)

 《 注記 》
 本項の話は、リンク先の話と関連しているので、リンク先もなるべく読んでください。本項だけでは、ちょっと不十分です。



 【 追記 】 ( 2009-06-25 )
 元のデータを削除しないで保有することは? 是か非か? 
 私としては「別に構わない」と思う。合法的に撮影したのであれば、いくらでも勝手に撮影して構わないし、目くじらを立てるつもりもない。ま、下手をすると、裸で夕涼みをしているところを撮影されるかもしれないが、公道から見えるところでそんな格好をしている方が悪い、と諦める。もともと見られるのは想定されているからだ。
 ただし、見られるのは構わないが、それを勝手に撮影してネット上で公開されるのは、まっぴらだ。……ここがストリート・ビューの問題なので、勘違いをしないように。

 高木浩光氏であれ、総務省であれ、この肝心のポイントを見失って、撮影の是非を論じている。私としては、「撮影は構わない」という見解だ。問題は、撮影ではなく、公開なのだ。

 どうも、ここのところを理解していない人が、多すぎる。(だから総務省みたいに「 Google 容認」という見解になってしまう。ま、撮影だけなら、確かに「容認」でいいのだが。)


posted by 管理人 at 19:34| Comment(1) | Google | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
【 追記 】 を加筆しました。
 タイムスタンプは下記 ↓は
Posted by 管理人 at 2009年06月25日 23:59
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